MGC製プラスチックモデルガンのM2カービンです。
10年以上放置していたものを突如ものすごい勢いで化粧直ししました。






半分解状態でホッタラケしてあった機関部を完全分解します。


似たようなサイズのピンだのスプリングだのが色々な穴から出てきますので
ごちゃごちゃにならないよう紙に簡単な実寸図を描き、小さなパーツは直接その図に
テープで留めてしまいます。分解して出てきた順にパーツに番号を振ればなお良かったかも。


ダイヤモンドやすりと600番のペーパーでパーティングラインの処理をします。
そして使い込んだ銃の雰囲気を再現するため以下のような塗装をしました。
今回はサーフェイサーは使用していません。


1:ラッカーのシルバーを吹きます。奥まったところなどはわりと適当です。
2:メタリックグレイとジャーマングレイを1:1.5くらいで混ぜたもの(※ジャーマンメタルw)を吹きます。
3:凸部に下地のシルバーが出てくるイメージで、溶剤を染ませたウエスでジャーマンメタルを撫で回します。
4:奥まった部分にフラットブラックとジャーマングレイを1:1くらいで混ぜたものでスミ入れをします。
5:不自然に溜まったスミをぼかし、ダメ押しにクロムシルバーでドライブラシも施してとりあえず出来上がり。

写真ないですがバレルも同じ手順で塗装しました。


さて次は金属パーツの黒染めを行います。作業中は手の脂で反応ムラが出ないようゴム手袋を着用します。
作業場所は水が豊富で換気扇があり薬品や汚れに強いということで台所がいちばん便利ですが
奥さんや彼女にきちんと使用許可をとりましょう。


まずはサンポールでサビ落としをします。初めてやる作業なのでとりあえず実験として目立たない部分のパーツ3つチョイス。
金属ブラシでガシガシ磨いてからパーツクリーナーで脱脂、そののちサンポール原液にどぶ漬けします。


あ、ちょっとなんかすごい泡が・・・
亜鉛パーツだけものすごく反応しています。このまま15分放置します。


15分後引き上げて中性洗剤と歯ブラシでよく洗い水道水ですすぎます。
亜鉛パーツ(一番左)グズグズになっとるがな・・・実験しておいて良かった・・・
鉄パーツは大丈夫ですね。ピッカピカ!とはいきませんがそれなりにきれいになりました。
よく乾燥させてからさらにパーツクリーナーで脱脂します。脱脂の手間を惜しんではいけません。


黒染め剤はヤフオクで調達。説明書通りの希釈率で作った液にどぶ漬けします。
ある程度染まったら引き上げて液に浸した歯ブラシで表面をゴシゴシ磨きます。
反応しきると表面が液をはじくようになるので流水でよくすすぎ乾燥させて
仕上げにオイルを吹いて表面を保護します。小物パーツの黒染めは簡単!

要領が分かったので他のパーツも黒染めします。

亜鉛パーツはパーティングラインの処理をした後サンポールは使わず
中性洗剤とパーツクリーナーでの脱脂のみ行い黒染めしました。

機関部を仮組み。矢印部分はクソ重たい亜鉛ブロックにプラのバレルが2センチほどささっている
だけなので強度的にすごく不安です。もうちょっとどうにかならなかったのでしょうか。

つづいては木ストの加工。むかし中田商店で買ったM1カービンの実銃木ストに
MGC M2カービンの機関部が入るようにします。上がMGC M2、下が実銃M1の木ストです。

M2の機関部はセミ/フルセレクターが追加されている分厚みがあるのと
モデルガンとしてのアレンジがあるのでM1木ストの内側は色々削り込まねばなりません。
なまくら彫刻刀とリューターを駆使して現物合わせで加工します。
ろくな道具を持っていない事もありますが木工は苦手です・・・

この辺で勘弁してやらぁ! ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン
後端の金具はMGCのものに付け替えてあります。

仮組みをして10年ぶりに完全な姿を見ました。ぬおお!かっこいい!
かっこいい!・・・が、
黒染の金属パーツと塗装したプラパーツの色味がちぐはぐなので調整をしましょう。


メタリックグレイとフラットブラックをいいあんばいで混ぜた物をもうめんどくさいので筆塗りで。
さらに金属パーツにはクロムシルバーでドライブラシ。うん、こんなもんかな。
完成!

(2010/10/29)

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